プラセンタの種類とそれぞれの特徴

プラセンタと一口に言っても、実際にはさまざまな種類があります。
多くのサプリメントなどに利用されている豚プラセンタを初め、プラセンタ注射で良く知られている人プラセンタなど、これ以外にも哺乳類由来のさまざまな種類のプラセンタが存在していますので、こういった種類とその特徴についてご紹介したいと思います。

まず、私たち人間の胎盤から抽出されている「人プラセンタ」です。
人プラセンタが使用されるのは、医療用のみと決められています。
ウイルスの検査などを厳しく行い、きちんと安全性が証明された、健康な妊婦さんの胎盤から取れたプラセンタです。

抽出された後にそのまま使用されるのではなく、加熱処理などを施して厳重な安全対策を施されたものであり、プラセンタ注射に使用されているプラセンタとして多くの方の治療に使用されています。

人プラセンタと同じくよく知られているのが「豚プラセンタ」です。
サプリメントをはじめ、化粧品など一般によく用いられる製品にはこの豚由来のプラセンタが使用されている場合がほとんどです。
人の組織と似た構造であり、さらにこれまでよく使用されていた牛プラセンタが狂牛病問題で使用できない状況になったためにそれに取って代わって多く使用されるようになったのが豚プラセンタなのです。

このほか、馬プラセンタ、羊プラセンタなども同じ哺乳類ということで胎盤を持つため、プラセンタ製品に利用されることがあります。
馬プラセンタの場合はアミノ酸をとても豊富に含んでいるとしてとても人気が高く、豚と違って一度の出産で一頭しか生まないためアミノ酸の量は豚プラセンタと比較して250倍ほどもあると言われています。
羊プラセンタはスイスやニュージーランドの自然の中で育った羊から抽出されるものが多く出回っているようです。

このほかにも、海洋性プラセンタ、植物プラセンタといった種類があります。
しかし、よく考えると疑問が湧いてくるのではないでしょうか。
哺乳類ではない魚や植物から、なぜ胎盤という意味であるプラセンタがとれるのかということです。

これは、植物も魚も、哺乳類で言うところの胎盤と同じ働きをする部分から取れたもののことをプラセンタと言っているのですが、成長因子を含まないものですので本来の哺乳類からとれるプラセンタとは効果などの面で大きな違いが出てしまいます。
ですから、プラセンタの偽物とする向きもあり、哺乳類のプラセンタと同列に語るには少し無理があるでしょう。